2019年02月26日

【船井総研】土地家屋調査士事務所の生産性アップコラムー未経験者の育成ー

日ごろよりコラムをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
船井総研の遠藤でございます。
 
土地家屋調査士事務所様の生産性向上のコンサルティングに従事させていただいております。
 
さて今回は、ズバリ!<未経験者の育成>というテーマでお送りいたします。
 
最新のワンマン器械や測量用のドローンなどが話題になっている
土地家屋調査士業界ですが、一番の資本は人的資本です。
 
働き方改革の時流においては、
省力化・省人化・効率化・生産性向上などが叫ばれていますが、
土地家屋調査士事務所の労働集約型の組織をすぐに変革することは容易ではございません。
 
また、人財をうまく活用できていない、
もしくはうまく育成できていないということは、
「受任できたはずの仕事が受任できない」ということになります。
 
投資に対してのリターンを獲得できていないので、
いわゆる計算期間の機会損失に繋がりますし、
商いの基本である小売業でいうところの、「売れ逃し=在庫」に近い形となります。
 
特にこの状況になりやすいのが、新規採用の<未経験者>です。
 
日ごろの業務が多忙を極める業界ですので、
ぴったりと横に張り付いて分かるまで教える、というのもなかなか難しいものです。
 
経験者が採用できることに越したことはありませんが、
なかなか理想の人財をピンポイントで採用できるわけではございません。
 
いざ未経験者を採用する際に、
もしくはもう採用しているがどう教育していけば分からない時に、
社内に教育体制や教材を準備しておくことが重要になります。
 
是非以下の点に注意して準備しておきましょう!
 
1.任せる業務が売上を上げる業務フローの内のどこであるか
 
2.初心者が見ても分かる内容であるかどうか
 
3.一度教えた後に先輩に聞く機会を待たずに復習できるかどうか

 
1に関しては、土地家屋調査士事務所であれば、
境界の確定や表示に関する登記などの業務が収益商品になると思います。
 
それらの業務フロー内のどの業務を行っているのかをしっかりと伝えることで、
全体を把握でき、理解度も深まります
 
2に関しては、どうしても専門的な知識が必要となる業界ですので、
専門用語を使用する機会も多くなります。
 
また、仮杭≒ポイント出し、全部事項≒謄本など、
事務所内でも人によって呼び方が違うものも点在してるはずです。
 
知識の定着が一定になされなくなってしまうため、
「事務所の基準・言語」を設けることも一つポイントになって参ります。
 
3に関しては、理想としては一度聞いたことを
しっかりとメモして覚えて実行できるということですが、
100%出来る人はそういないはずです。
 
忙しくしている時にもう一度聞き返されると、
柔らかい教え方が難しくなり事務所の雰囲気としても悪くなってしまうので、
復習用の教材を準備しておくことも重要となって参ります。
 
また、準備したそれらを使用する層は勉強好きで、向上心もあると思うので、
一つの判断基準にもつながるかと思います。
 
また事務所としては、初心者が分かる過程でしか判明しない疑問点などを
ノウハウとして蓄積できているどうかも、とても重要です。
 
特に所員の平均所歴が長くなってくると、
「何で分からないかが分からない」といった事態になり、
早期離職にもつながりかねないので注意が必要です
 
以上、今回は土地家屋調査士事務所としての売り逃しや
在庫を少なくしていくための対策の一つとして
<未経験者の育成>についてお伝えさせて頂きました。
 
ここのボトルネックの解消は業績アップにつながって参りますので、
ぜひ意識して取り組んでいきましょう!
 
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【この記事を書いたコンサルタント】

遠藤 大介(えんどう だいすけ)

入社後は宿泊業における生産性向上コンサルティングに従事。現場に入り込んだ業務フローの棚卸しや改善提案など、現場の従業員様にも寄り添うコンサルティングスタイルを大切にしている。現在は、土地家屋調査士事務所の生産性向上・業績アップに取り組み、コンサルティングを行う。ドローン測量では事業化支援に取り組み、専門サイトの立上げ、セミナー開催や広告運用による集客をサポート。「日本の元気の源は中小企業の元気」をモットーに日々コンサルティング業務に取り組んでいる。

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