2017年11月14日

「勝てる裁判」「負ける裁判」雑誌で取り上げられる弁護士はどのようにして選ばれるのか

 11月6日付けの日経ビジネス誌では、『それは訴えてもムダ「勝てる裁判」「負ける裁判」』として企業の最新の訴訟リスクについて特集をしています。その中で重要な役割を果たしているのがコメントを残している弁護士の方々ですが、どのようにこれらの先生方がコメントを掲載することになったのか、気になる方も多いのではないでしょうか。新聞・雑誌誌面への寄稿や著書発刊は、非常に強いブランディング効果をもたらしますが、どのようにすれば掲載されるのか。過去にあった事例をご紹介させていただく中で、今日からの戦略的マーケティングにお役立ていただけますと幸いです。

ケース1)
ニッチ分野でWEB展開×雑誌社・新聞社の方の知り合い=コメント記事

 どのケースでも言えるのは、情報発信の量と質が絶対的に見られている、ということです。ニッチ分野であれば、日本全体で見てもそもそも情報発信されていることが多くないため、比較的メディアの目にもとまりやすいです。同時に、離婚や交通事故と言った分野でも、発信内容が他の事務所より分かり易かったり、ちょっと違った解説方法をしているなど、「違い」を感じさせるものは声がかかりやすいようです。

 さらに、メディア関係にお知り合いがいると、その方に話を持っていくという「持ち込み」で話がつくこともありします。記者の方と話をしていると、かなりの確率でネタを探していますし、時事的なものにちなんだコメントを得たがっていますから、得意分野・ブタンでィングしたい分野に関する報道があった場合には、自ら話しを持ち込むのも一つです。

ケース2)
先駆けてWEBで商品展開×新聞の地域版=1面特集記事

 婚前契約という名称が聞かれる機会も以前に比べると増えているかと思いますが、事務所の商品メニュー化されている先生は多くないかもしれません。WEB上でしっかり品揃えとして表示していただくと、特にメディア側がその情報にたどり着き易くなる中で、こちらのケースでは、高齢者の結婚に際する相続を見据えた婚前契約書作成という切り口で記事になりました。

 これが、全国紙に挟まっている地域版のページの特集であり、そのエリアでは高齢の方の割合が非常に高いことから、記者の問題意識と連動した形で大きな記事として掲載されました。

 やはり依頼のきっかけは離婚特化サイトの掲載情報ということで、「地域名×商品」で上位表示される記事更新がこうした場面でも奏功することが分かります。

ケース3)
これで一番になる!×出版コーディネーター「攻め」のブランディング=書籍出版

 日本で片手に入る人しか取得していない資格を持っている!、飲食店経営と資格業の異色の経歴の持ち主!、この分野に関しては世に問いたいことがある!、等々、先生方がお持ちの資格、経験、想い、を上手に活用して、ブランディングに活かすことができます。

 先日も、研究会の先生で「男性」の離婚に特化した著作にトライされた方いらっしゃいました。あるいは、資格業務そのものについて小説を書かれ、それが漫画化したという先生もいらっしゃいました。5年以上前にニッチな法律分野について著作活動に励まれた先生は、今でもその事案関連については問合せが来ています。

 「出版に挑戦してみたい」というお声は、実はお伺いしているとよく聞くのですが、労力や、そもそも出版社に取り合ってもらえるか、など不安も多いかと思います。そんな時は、出版コーディネーターの活用をお勧め致します。実績のあるコーディネーターの方のご紹介も可能ですので、お声がけください。

 一番目にやるのか、二番手でやるのか、は雲泥の差とはよく言ったものです。ぜひ、来年の計画をするタイミングである今、将来に資するブランディングとしての「執筆」も事業ゲイ書くに入れていただきたいと思います。

 より詳しいブランディングや執筆・寄稿に関する実践方法はコンサルタントまでお問わせください。

法律グループ
マーケティングコンサルタント
堀本悠
info@samurai271.com

【この記事を書いたコンサルタント】

チーフ経営コンサルタント 堀本 悠(ほりもと はるか)

2012年 国際基督教大学教養学部国際関係学科 卒業、船井総合研究所 入社。法律事務所向けのコンサルティンググループに所属して3年でチームリーダー昇格。 法律事務所向けコンサルティングとして、特に小規模商圏から中・大規模商圏における集客活動、事務所規模では開業前から10名規模に至るような法律事務所の組織作りにおいて実績がある。 集客活動では、WEB・紙媒体双方の活用や、組織作りでは、経営方針発表会のプロデュースから評価制度の構築などを行ってきた実績を持つ。

「弁護士 」カテゴリの関連記事