2017年02月07日

業績のいい土地家屋調査士事務所の共通点とは

司法書士事務所コンサルティンググループ 小川原 泰治(おがわら  たいち)

土地家屋調査士事務所経営研究会を立ち上げるにあたり、
全国の土地家屋調査士事務所30事務所様を訪問してきました。
その中で業績のいい事務所、地域でトップクラスの知名度を誇る
土地家屋調査士事務所の共通点は、以下の点が挙げられます。

(1) 土地家屋調査士という資格に捉われずに元請けのポジションを獲得している
(2) 顧客視点の提案や対応
(3) 業界を根本から変えたいと思っている

 3つの共通点をそれぞれ解説すると、

●土地家屋調査士という資格に捉われずに元請けのポジションを獲得している
業績のいい事務所では、商流の中でのポジションを気にしています。
元請け的なポジションであれば、自分たちで仕事を獲得する必要はあるものの、
価格決定や納期設定に際して他社に振り回されることなく自由に設定することが出来ます。
例えば、相続のコンサルティング、宅地造成・開発許可申請業務のコンサルティングなどを
手がけている事務所が挙げられます。

●顧客視点の提案や対応
ビジネス上、当然と思われる内容かもしれませんが、あまり重視していない
事務所様も見受けられます。例えば、業務多忙につき、電話があっても折り返さない、
携帯に不在着信があった場合に、折り返すのが早くても翌日・・・、
こんなこともあるかと思います。

土地家屋調査士事務所の主な受注チャネルは不動産会社やハウスメーカーが多いと思います。
営業マンの特性上、どうしても「すぐ知りたいことを知りたい」
「すぐ納期を確認したい」「すぐ進捗を知りたい」という要望が多くあります。

従って、連絡が取れること、進捗をすぐ知れることというのは、
それだけで他事務所との差別化にも繋がります。

また、このような事務所様は当たり前のことにも敏感です。
ある先生では、一生で一番高い買い物である住宅を購入したお客様に対して
書類をペラペラのファイルに綴じて納品するのではなく、
革張りのファイルに装丁して渡しています。

●業界を根本から変えたいと思っている
よくも悪くも土地家屋調査士業界は古い体質が残っている業界でもあります。
資格者の7割が50代以上と資格者の高齢化もその一因かもしれません。

もちろん、今の業界が存在するのは、諸先輩方の功績や築いてきた
信頼関係があってこそというのは言うまでもありません。
しかし、業界を取りまく周辺環境はドローン測量の活用など
IT技術の発展にみられるように急速に変わっています。

その新たな技術を取り入れ、業界全体を変えていく気概のある事務所様は、
業績が良い傾向にあります。

士業の枠を越えた元請け化と顧客目線での対応に取り組んでいる事務所様は、
業績がよく、業界からも一目を置かれる存在になっています。

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司法書士事務所コンサルティンググループ 小川原 泰治(おがわら  たいち)

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